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 前回の記事ではレンジ当てのドヤ顔と共に「貿易戦争関連や財政拡張関連の新たにヘッドラインが出ず上値を買い上げるような雰囲気にもならなければ、2820 -2950レンジ継続となるか」としていたが、今週もまずはドヤ顔である。いろんなヘッドラインが飛び交ったが今週に限っ ...

 前回の記事では「とりあえずは2800〜2950の広いレンジ継続を見て、もし2800を下に抜けたら一段安に備えて仕切り直しという形になるだろうか」としていた。下限としていた2800の根拠は週足の下ヒゲであったが、こちらは実は見間違えでヒゲ先端はもっと高めの2820近辺にあっ ...

 先週「2800近辺を試す場面があっても驚くべきではない」と記事を書いた途端に月曜の夜にS&P 500は2800台前半まで急落した。米国の中国の為替操作国認定を受けて先物ベースでは2800割れも付けた。しかし現物は2800を試すことなく反発に転じ、2950近辺まで跳ねてから再び調整 ...

 待ちに待ったクラッシュである。前回のS&P 500テクニカル記事は、全てのテクニカルを放棄して「クラッシュが来るまで雨乞い」としていた。2975近辺から「2950を背にしたロングもリスクリワードが悪すぎ」としていたが、その後はというと3025まで上昇してからFOMCの25bp利下 ...

  前回のS&P 500テクニカル記事では、「もし金利上昇が今月いっぱい続いたりした日には、久々にリスクパリティファンドの出動が見られる可能性があるのではないか」「テクニカルには、まだまだ最高値更新のモメンタムが残っているように見える。トランプのツイートが終値を ...

 再び答え合わせから。需給の良さとファンダメンタルズの期待の薄さから「2730 -2950の間で情熱の薄い逆張りというところか」としていたが、需給の良さは変わらず、一方6月Fedはほぼ満額回答で、G20はどうやらポジティブサプライズで着地したようだ。「特に中国側が交渉を長 ...

 年末の下げを軽快に取り戻す米株を横目に、新興国株が苦戦している。本ブログは12月初旬からパウエル議長のスタンス変更を見て新興国株を選好してきたが、新年にワークして2019年のコンセンサスビューが見事に新興国推し一色となってからは新興国株は鳴かず飛ばずとなって ...

 Nordea Markets Researchが発行するFX Weeklyによると、世界中の個人投資家(ETF投資家)は「狂ったように」中国株ETFを購入している(Retail investors seem to have bought China like crazy in the beginning of 2019)。これは2015年後半から2016年にかけての前回のチ ...

 ハイイールド債のクラッシュと共に、もう一つのより地味なマーケットも火を噴いている。バンクローンとは バンクローンは直訳すれば銀行融資であり、米国では我々のイメージとは異なりシンジケート・ローンがセカンダリーでも取引されており一つのアセットクラスを形作っ ...

 S&P 500の惨状に対してBRICs諸国の株式指数はドル建て秋の安値を更新していないと取り上げたが、債券でも同じである。足元の北米ハイイールド債のクラッシュが話題になる中、高利回りドル債仲間である新興国ドル建て国債ETF「EMB」はほぼ無傷であり、ハイイールド債ETF「H ...

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