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 本ブログは一貫して先行指標のISM製造業を重視し、遅行指標の雇用や物価指標を軽視しているが、ISMの中でも遅延指数が米国コアCPIをよく予言できることが知られている。上図がISM遅延指数(Supplier Deliveries)、下図がその2年弱後のコアCPIである。  ...

 1日に発表された米国のISM製造業景況感指数は前月から急落。新規受注が急落している。9月に絶好調だった時に本ブログは「あまり評価してもらえない米国の良いISM」で「過去30年のISM製造業を並べてみると、60を超えるような超強気場面の後には毎回1年以内に急落し、50割れ ...

 4日に発表された8月の米国のISM製造業景況感指数は61.3と2004年5月以来の高水準となったが、市場でこれを好感する動きは限定的であった。60近辺まで上昇したことは1987年以来5回しかない。まさに好景気である。 過去30年のISM製造業を並べてみると、60を超えるような超強 ...

 8/1に発表された米国のISM製造業景気指数は58.1と先月の60.2から2ポイントも低下。7月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数は良かったので、やや下へのサプライズとなった。原因として貿易戦争が指摘されている。ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオレ会長は発表文 ...

 最もリスク要因であった中国ばかりを追いかけてきたが、米国の景況感も1ヶ月だけの落ち込みから反発している。先行指標として名高いフィラデルフィア連銀景況感指数は6月には大きな落ち込みを記録したが、7/20に発表された7月分は予想よりも良く、落ち込みから回復している ...

 米国の金融政策に焦点が当たる中、Fedが参考にするであろうCPIの数字にも注目が集まるようになっているが、CPIは経済指標の中でも最遅行であり、最も予想しやすいはずのデータの一つである。自分でチャートを作るほどでもないので、TradingEconomicsの10年チャートをペイン ...

 1日に発表された米国のISM製造業景況感指数が高値圏内ではあるが59.3から57.3に急落している。製造業は「トランプ政権の関税導入によるコモディティ高」を懸念しているようだ。 ...

 2/28に発表された中国の公式PMIが急低下していたことが一部で話題になったが、翌日発表された財新(CAIXIN) PMIの方は6ヶ月ぶりの高さと堅調で、公式の50.3に対して51.6と逆転している。中身も新規受注が伸びており文句の付けようがない。「財新の調査は、国家統計局の統計 ...

 中国の公式PMI製造業景況感が急低下している。中国PMIは公式(国家統計局・NBS統計)とCAIXIN(民間メディア・財新統計、旧HSBC PMI)の二つがあり、前者は国有企業や大企業が多く、後者は民間の中小企業が広くカバーされていると言われる。従って基本的に公式の方が景況感 ...

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