S&P 500は小動きの一週間となった。先週の記事で「今週は決算とOp Exがあるので先週よりも「勢い」が続きづらいか。一方、下値の叩きづらさも満載であり、指数が1日2%以上下がる日が出ない限り、下がったところは押し目になりそう。4070は引き続きサポートとなる。Op Exま ...
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S&P 500は信用不安を棚上げ
先週のS&P 500は棒上げとなった。世間ではリーマン・モーメントへの恐怖が優勢だったようだが、先週の記事では「一週間でこれだけのヘッドラインをこなしても大して動かなかったのはポジティブである。ショートサイドはこれだけの欧州時間発リスクオフ・ヘッドラインを当て ...
S&P 500は下値から反発
先週のS&P 500は下げてから反発した。製造業ISMは数字としてはほとんど反発しなかったが、支払い価格の上昇がインフレ―ショナリーと解釈されて債券と株式はダブル安となった。更に労働コストが上方修正されたのもインフレ―ショナリーであったが、下を叩く動きはそこまで ...
S&P 500はやや不確実性が上昇
先週のS&P 500は大幅下落となった。先週の記事では「バリュエーションとしては話にならない」「上値は4100台が徐々に重くなってくるだろう。少なくとも上下のリスクバランスがここまで悪化するとレバレッジは残すべきではない」「木曜以降の買戻しの鈍さはシステマティック ...
S&P 500は調整待ち態勢へ
先週のS&P 500はやや調整色が目立った。「"株が上がるとパウエルが怒る"神話は2月FOMCで既に滅んでいるが、雇用統計を受けたトーン変化があるかどうかを慎重に見守りたい」としていた火曜のパウエル・スピーチは株式ラリーの敵・カシュカリと合わせてもハウキッシュ・イベ ...
S&P 500はpivot派の完全勝利でMeme化
先週はマクロイベントが多すぎて捌き切れない中で日替わりの荒い値動きとなった。先週はマクロイベントベットを避けつつテクニカルでは「例えば最新の日足下ヒゲ4000さえもブレイクできないようでは売りは考えられない」「先週は4000より上を買わなくても3950までの押し目 ...
S&P 500はポリコレをショートカバー
S&P 500はテック中心のショートカバーが続いた。水曜はMSFTの決算をやや下げて通過した後、欧州発の謎のマクロ・リスクオフが走ったものの、NY時間には全戻ししている。これは先週の記事で想定したシナリオの一つ、「直撃したらアホらしいので引続き引け間際が最もオッズが ...
S&P 500は今年のマクロテーマをやり尽くす
明けましておめでとうございます。年明けのS&P 500は強いJOLTSやADPを受けてしばらくラージテックで下値を叩き続けていたが、金曜になって弱い雇用統計と弱いISMサービス業景況感指数で金利が一段と低下するにつれて大幅に反発した。年末の記事では「週足は陽線にはならな ...
S&P 500は下値張り付きで年末を通過
年末のS&P 500は下値に張り付いた。前回の記事ではS&P 500の3800とナスダックの10250に注目していたのだが、どちらも一度割っている。しかし恐らく年末ということもあってそこから下に走るということもなかった。 JPMが9月末から遺した3835, 3390, 2860カラーの一つのレ ...
S&P 500はショートカバー疲れで動かなくなる
先週のS&P 500は米国PPIやポーランド領へのミサイル落下などのヘッドラインをこなして小動きとなった。先週の記事で述べた「CPIを受けて近い将来に再び急落して下値を更新するリスクは急速に剥落した。しかし上げも急速で雑なものだったのでS&P 500の3740にしろ、ナスダッ ...