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 12月に入ってRRR cutにLPR引下げと、中国の全面的な金融緩和シフトが加速している。確認できる最も早い金融緩和シフトのシグナルは、11/19に発表された中央銀行三季度貨幣政策執行報告で「経済の平穏な運行を維持する難易度は高くなりつつある」と付け加えられ、同時に「貨 ...

   11/10に発表された中国のPPI伸び率は年率13.5%に達し、これは実に26年ぶりとなる。グローバルで供給制約やコモディティ価格上昇などによりPPIの高止まりが続いているが、中でも中国の伸び方はやや極端である。 先月の石炭価格についての記事では「電力供給が増えれば ...

   ただでさえグローバルでサプライチェーン寸断が話題になる中、9月後半あたりから急に中国の電力使用制限がとどめを刺す勢いで飛び込んできた。工業が発達している沿岸部を中心に多くの工場や取引先が証言するように紙ペラ一枚の通知で計画停電に伴う工場の操業削減を命 ...

  8月分の社会融資総額(TSF)も先月の記事「中国経済は全面的な景気悪化が加速」の全体像を再確認する形となった。ベース効果も若干あるものの、8月もTSFは少なくとも反発はしなかった形となる。その結果としてM1, M2も低調さが続く。M1はそろそろ予想される下半期のGDP伸 ...

 中国景気について長らく更新していなかったが、基本的にこの間エキサイティングな話は何もない。2月時点で本ブログはその後の中国景気の展開を完全に規定していた。あれからコロナワクチン接種はハイペースで進んだものの、今度は変異種に対して中国開発ワクチンの効き目が ...

  中国では昨年に続いて旧正月という慣習がなくなりそうな勢いになっている。冬に入って中国北部でポツポツとコロナが発見されては都市ごとロックダウンが繰り返されており、そのまま旧正月の民族大移動が突入すると大変なことになるに決まっているので移動の自粛が呼びか ...

 週末発表された中国のCPI /PPIは最悪の組合せとなった。豚コレラの影響によりCPI伸び率はインフレターゲットの3%を大きく飛び越えて3.8%を付け、一方PPIは貿易戦争の影響もあってマイナス域での低下が続いている。豚肉価格については夏に取り上げた構図は変わっていない。 ...

 前回の記事では二つの地銀の破綻処理を経て中国のインターバンク市場が揺さぶられ、当局が支援したい中小企業への貸出の主力である地銀が苦しくなっているのを取り上げた。8月になって三つ目の破綻地銀を公的ファンドが救済した。ボコボコと地雷が炸裂する中で地銀がどこま ...

 中国の生産者物価(PPI)は目を覆いたくなるような急低下が続いている。中国PPIはチャイナショック(2015年夏)前から当時の中国の不景気さを表現してきた優秀な指標であり、中国財新製造業PMIや米国PPIなどともよく連動している。2016年冬頃からは当局の金融緩和・不動産 ...

 今年の春以降、固定資産投資(下図)をはじめとする中国の各指標が急減速を見せる中、鉱工業生産(上図)だけは不自然に巡航速度を保っている。GDPと同じくあまりにも平坦で、他の指標との乖離が露骨であるため、信頼性に疑問を持つ声すら上がっている。 ...

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